2010年2月アーカイブ

健康保険組合の理事会で浅草に出かけたついでに、浅草寺によって最強の魔よけを買った。

私の易の友人に、十勝で事業を営んでいる大平開運先生がいる。
開運先生の長年の研究によると、小さな籠の中に鈴が入っているお守りが最強の魔よけなのだそうだ。
効果も実証されているらしい。

どこかに売っていないか―いつも気にかけていたのだが、手に入らなかった。
なんとなく、今日は浅草で手に入りそうな気がしたので、浅草寺によってみた。
はたして、門前にいろいろな鈴をならべて売っているおばさんがいた。
籠の鈴があるか、じっと眺めていると、おばさんもじっと私の顔を見ている。
あった。籠ではなく桜の花びらを象ったもので鈴を包んだものだが、まさしく開運先生が言っているあのお守りだ。
おばさんに開運先生の研究のことを話すと、これはとても縁起のいいものだよ―とのこと。

浅草寺の観音様の導きだと思って、2つ購入した。
きっと、最強の魔よけになってくれるだろう。

昨日(2月19日)、ワールドカフェ・コミュニティ・ジャパン主催のワールドカフェに参加した。

ワールドカフェは、研修では何回かカフェホストを経験しているが、自分がメンバーとして参加するのは初めて。
しかも、『ワールドカフェをやろう』の著者の香取一昭先生と大川亘先生も参加された。

今回の問いは「組織のおけるワールドカフェの活用につて」であったためか、企業の方の参加者が多かった。全部で24名の参加。

ワールドカフェを企業に導入するためのアイディアなどについて、3ラウンドで話し合ったが、あっという間の2時間半だった。
最後は、それぞれのテーブルで描いた模造紙を床にならべ、そのまわりを取り囲むように集まり、ふりかえりを行った。
ふりかえりの内容は、マインドマップトレーナーの方があざやかにマインドマップにまとめてくれた。


ワールドカフェというのは、カフェのような雰囲気の中で大勢の人が集まり、あるテーマについて話し合う場。

普通3ラウンドが行われ、1ラウンドごとに旅人となってテーブルを移動する。

そのために、あたかも会場の人全員と話しあっているように思える。

悠木そのま先生の『みんなのキャリアデザイン』を読んで、「チャンスの隣にスタンバイすることは成功への第一歩だ」というフレーズに心を動かされた。

2003年のパリダカールラリーで、ライバルのペテランセル選手車の故障により、日本の増岡浩選手が逆転優勝した次第が語られている。
そのま先生は、彼の優勝をこう解説している。
ライバルの故障は偶然である。けれども、彼は「偶然の必然化」をふまえて行動した。勝利を諦めず、2位を守り続け、優勝というチャンスの隣にスタンバイした。もし何か起こったら、偶然のチャンスを成功につなげるためだった。彼は計画どおりに優勝した。

これを「プランド・ハプンスタンス(計画された偶然)理論」というのだそうだ。
そんなに都合のいいことはめったに起こるものではないな―と思っていたら・・・起こった。

2月15日付の日経で、バンクーバーのショートトラック男子1500メートルで、米国代表のアポロ・アントン・オーノ選手が銀メダルをとったことが報じられた。
ゴール直前まで韓国の表彰台独占が濃厚だったが、残り30メートルで2、3位選手が接触して転倒。4番手だったオーノが銀メダルに輝いた。
「・・・全力を尽くしたから悔いはなかったけれど、4位でゴールしても誰かが失格すると思っていた。・・・たとえ決勝に残れなくても笑おうと思っていた・・・」と。

オーノ選手は、ソルトークシティ五輪の経験からも、スポーツは何が起こるか分からないと知っていたのだろう。韓国選手が転倒したことは偶然だが、彼はその偶然を必然化したのだ。
チャンスの隣にスタンバイしていたからこそ偶然を必然化できたのだろう。

そのま先生は、チャンスというものは偶然に訪れるものだ―と言う。
私の目の前を、いくつチャンスは駆け抜けていったのだろう。
いくつのチャンスを見送ってしまったのだろう。
目を大きく見開き、チャンスの隣にスタンバイする―そう決心をしてみた。

先日(2月11日)NLPの勉強のあと、仲間と遅い1月遅れの新年会を行った。

話がはずむにつれ、子育ての話になった。
元保育士のUさんが自分の経験としてこんな話をしてくれた。

2人目が生まれると、上の子が下の子をやっかむ。
ある時、上の子がマヨネーズの容器で下の子を叩いた。
私は、すぐ上の子を抱きしめた。

あー、もし自分だったら、上の子を叩いて、そんなことをしちゃダメじゃないかと叱るだろう―そう思った。
さすが、元保育士のUさん。
その話を聞いて、自分の心がとても暖かくなった。
外は、雪になるかと思えるほどの氷雨。

 2月7日、チーム医療主催の「BCB1日入門セミナー」を受講した。
 講師は、梅本和比己先生。

 私は既にBCBファシリテーターの資格をもっているので、今回は復習のつもりで出席したのだが、どうしてどうして、新しいワークも準備されていて、またまた大きな気づきを得た1日だった。

 交差交流のロールプレイング実習では、「あなたは、私たちより仕事が大切なんでしょ!」―にどう応答するかにチャレンジしたが、相手役の女性の厳しい追及に、セオリーどおりに「お前をこんなに愛しているのに、こんなこことを言われてショックだよ」とNCで応答したら、追及のトーンが大きくダウンした。
 彼女もトーンダウンを感じたらしい。
 うまくいったことはうまくいったのだが、普段言ったこともないセリフ―「お前をこんなに愛しているのに…」と言ったのを梅本先生に聞かれてしまい、冷や汗をかいてしまった。
 今回初めてBCBを受ける方もいて、「そう思っているんだ」と共感してみたり、Aで返してみたり、はては自分がRCになってしまたりして―相手役はますますエスカレートするばかりで、匙を投げそうになっているグループも見られた。
BCBの醍醐味を改めて味わった。

 「あなたの宝物」のワークでは、思っていることと、実際にやっていることの違いに驚くとともに、改めて自分の価値観に気 づき、普段意識していない本心をかいま見た気がした。

 今回、自分なりに「世の中にあるコミュニケーションのテクニックとBCBとの差異」を確かめることを一つの目的にセミナーに臨んだのだが、梅本先生の丁寧な―というよりBCBを知り尽くした説明により、自分なりの解を見出せた気もした。
 企業内展開のめどがついたことも、今回の大きな成果だった。
 一緒にワークをしていただき、大きな気づきの手助けしていただいた受講者の皆さまにも感謝いたします。

新井 典生

《プロフィール》
高校1年生のときに自宅で塾を開きました。中学生を対象に大学4年生まで7年間、塾を続けました。
40年間の会社生活では、企業法務・人事・メンタルヘルスを経験しました。
この間、心理カウンセリングと易学を学びました。
そして、40年の会社生活の最後の最後に、人材育成インストラクターに戻りました。
1.人材育成インストラクター
2.心理カウンセラー(再決断療法)
3.占断応需(周易、奇門遁甲)

《資 格》
BCBファシリテーター
産業カウンセラー、THP心理相談員、衛生管理者
思考場療法(TFT)上級セラピスト、再決断療法カウンセラー
大阪商工会議所メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種
易学、奇門遁甲

《所属団体》
日本産業カウンセラー協会
日本自律訓練学会
日本プロフェッショナル講師フォーラム。

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