東日本大震災がくれた内省の時間
3月11日の東日本大震災は多くの人に多くに傷跡を残した。
私も、直接被災したわけではないが、心に深い変化を経験した。
ブログも震災を境に手が止まった。
3月12日に予定されていた産業カウンセラー協会東京支部の「人間関係開発グループワークファシリテーター講座」の最終回が、3月26日に延期された。
『私のしたいこと』という実習にグループで取り組んだ。
多分震災前の自分なら、私のしたいことが、半ば強迫的に次から次に浮かんできただろう。
ところが今回は書けない。
静に心に問いかけてみると、こんな声が。
・今まで長い間取り組んできたもののまとめをしたい。
・今後の自分の在り方を見つめなおしたい...。
グループ共有で、こんなことを述べた。
・いまさらながら、人生は時間であることに気がつきました。
・人生は時間だから、人生は有限であることに気づきました。
・有限な時間なら、それを大切にしたいことに気づきました。
・もう私も62歳。拡散から収斂の時期に入ったように感じました。
メンバーから
・新井さんの気づきをうかがって涙が出そうになりました。
・新井さんにとって新しい出発かも知れませんね。
東日本大震災は、拡大傾向になっていた私に、内省の時間をくれたようだ。
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