新井 典生: 2011年6月アーカイブ

今日Evernoteに労働判例を追加して、ノートの総数を見てみたら、丁度〈1,000〉になっていた。
カウントダウンしていたわけではなく、たまたま見たら大台の〈1,000〉だったということ。
ちょっと不思議な感覚。シンクロにシティ(偶然の一致)のような。

Evernoteに出会う前は〈紙professional〉を使っていて、それはそれなりに自分にとっては神様のようなソフトだった。
ただ〈1,000〉ともなると、いかに優秀な〈紙professional〉であっても対応できない。
階層化されたノートブックはあるが、タグもないし、検索機能もそれほど強力でもない。
勿論クラウド対応ではない。

巷間ではEvernoteを神アプリと呼ぶそうだが、そうすると、私にEvernoteを紹介してくれた息子は神の使いなのかも知れない。

朝、出がけに門を出ると、白いヤモリがぐったりしていた。
よく見ると死んでいた。
まわりには蟻どもが集まり始めていた。

玄関の扉にはりついていてギョッとさせたり、家の中に入ってきて大騒ぎをさせた、あのヤモリに違いない。

何だか友人を失ったような。
悲しみのような。
ありがとうと心の中で言っていた。

昨日の朝、以前から検討していたCamScanner+というiPhoneのアプリを購入した。600円。

昼頃、役所への提出書類を記入した。
控えをとっておかねばとコンビニに出かけたが、故障中の張り紙!
汗をかきながら別のコンビニへ。調整中の張り紙!
これではコンビニの名が泣く。

がっかりしたとき、ふと、例のCamScanner+を思い出した。
提出書類をスキャンしてみた。
...!
素晴らしいPDFができあがった。
印鑑の朱も鮮やか。
そのままEvewrnoteへ。

コンビニのコピー機が正常だったら、この感激はもっと先になっていたかも知れない。
あのコンビニとCamScanner+に感謝。

今日と明日、日本精神技術研究所のアサーショントレーニングを受講する。
間もなく家を出るというときになって、こんなことがふと浮かんできた。

得意技をもった侍に囲まれて、それらに立ち向かって、全員に勝とうとしている。
宮本武蔵の般若坂。
勝てなさそうだと、一旦その場を引いて、彼の得意技を彼以上に極めようとする。
ただ、相手は複数。
全員に勝つためには、彼ら以上の才能と練習量が必要。
それは無理。

でも、今までそれに立ち向かっていたような気もする。
今日のアサーショントレーニングで何か気づくことがあるかも知れない。

こだわり派の息子からの父の日ギフト。
富士桜高原麦酒とソーセージのセット。
世界最大のビールコンテストで〈ワールド・ビアカップ〉連続受賞とか。

一人で飲むのも悪くはないが、そのうち息子がくるだろうから、そのとき、iPhoneを肴に、息子と二人で乾杯もいい。

 

titinohihiro.JPG

iPhoneを購入するとき、店でiPhoneケースの購入を勧められたが、息子のiPhoneに対する想いを踏襲して、ケースはつけないことにしていた。

しかし、iPhoneを購入して4ヶ月も経つと、自分の頭脳の一部になり、万一落としたりして壊したらと思うと、保護ケースがほしくなった。

折しも、娘が父の日のプレゼントして、iPhoneのケースを買ってくれた。
皮革職人として有名な渡辺太刀夫氏の手になるもの。
デザインも手帳のようでなかなかしゃれている。
裏には〈TACHIO〉の刻印も。

暫く、なで回す日が続きそうだ。

iPhonecase.JPG

evernoteがまた機能アップした。

利用者に少しでも便利なように頑張っている姿が見えるようで、CEOのフィル.リービン氏にまずは敬意を表したい。

私は、PostEverというアプリを使ってevernoteにライフログをつけている。
今度の新機能で、iPhoneを横にすると、毎日のライフログが一画面に3日ずつ並んで次々と表示される。

大袈裟に言うならば、まさに今まで歩いてきたキャリアが目前に再現される。
月並みに言うならば、まさに圧巻。
紙の日記ではこの感激は得られない。

iPhoneに改めて感謝。

iPhoneにも少し慣れてきたので、先日Facebookに登録した―というより、登録してみた。

登録をしてはみたが、入るのにひるんでいる。
何をどう発信していいのか見当がつかない。
ブログのようでもなさそうだし、twitterのようでもなさそう。

大縄跳びの綱が回るのを見ながら輪に入るタイミングをはかっているような。

易で言えば、乾の九四か。
或いは躍(おど)りて淵に在り。

進めば何ということもないのに。

iTunesUで、東京大学のオープン講座を発見した。


iTunes Uは、講義から語学レッスン、映像、実習、オーディオブックなど、あらゆる知を配信するパワフルなシステム。教育コンテンツを学生・生徒のみなさんへ届けるための革新的な方法です。日本の主要大学も参加し、世界に向けて講義や情報を発信しています。

現在iTunes Uサイトを運営している大学は800以上。スタンフォード大学、イェール大学、マサチューセッツ工科大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、北京・オープン大学、慶應義塾、東京大学などを含む、そのうちの約半分が、iTunes Storeでコンテンツを一般公開しています。
学生、生徒、教職員のみなさんは、iTunes UのBeyond Campusセクションに用意された、充実したコンテンツにもアクセスできます。ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク公共図書館、Public Radio International、テレビ局のPBSなど、各ジャンルを代表する団体が参加しています。


私が見つけたのは、東京大学の「学術俯瞰講義2008」で、「心に挑む」。
1回15分ほどの講義が、全部で69回。
しかも無料。
第1回目は、そもそも心理学とはから始まる。
始業前の会社の時間が、大学の講義の時間に変わりそうだ。


iPhoneは、私にとっての知の〈虚空増菩薩〉になりつつある。

これも念願だった〈星座表〉を購入した。

iPhoneを空にかざすと、目の前に見えている星座や星を教えてくれる。
夜空にかざさなくても、画面を見ているだけでもプラネタリウムを小さな画面にぎゅっと凝縮して見せてくれる。
iPhoneの動きにあわせて星たちがゆらゆら揺れる。

今でもそうだが、星空を眺めることと、戦闘機を眺めることが好きだった。

当時は勿論〈星座表〉などはない。
星図と7の50という双眼鏡で目指す星を見つけ、見つけたら天体望遠鏡で眺めるということを、飽きもせず繰り返していた。

中でも二重星が好きで、肉眼では一つの星が、望遠鏡では二つの星に分かれ、あたかも天上の宝石のような輝きを放つのを時間を忘れて眺めていた。
白鳥座のアルビレオが特にお気に入りだった。


気がつくと、天体望遠鏡も納戸にしまい込んだまま。
あれほど夢中になった星図も本棚の隅で小さくなっている。
フラムスチードの星座絵もほこりにまみれている。

〈星座表〉がマドレーヌのように一気に20年も前にいざなってくれる。
iPhoneに出会えて本当によかったと思えるこの頃。

少し前の日経に、〈60歳から始める小さな仕事〉という本の宣伝がのっていた。
自分も62歳。
これからも生き生き生きたいと思い、どんな本かと、アマゾンを検索してみた。
書名を正確に覚えていなかったので、〈60歳から始める〉で検索をしてみると!!

60歳から始めるネットショップ開業&運営術
60歳から始める不動産投資&大家さん
60歳から始めるネット株トレード
以下―FX、ウォーキング、個人史のススメ、タクシードライバーの年収、水中運動体験会、尺八、大東流合気術、ピアノ講座、ゴルフ100切りへの道、真理探し、演劇、健康乗馬、男の料理、SNS...

いくらでも出てくる。
60歳から始める―で、ブレーンストーミングをしてみると面白そう。
キャリアデザインの研修にも使えそうだ。

62歳。
まだまだ何でもできそうだ。大東流合気術でも。
やる気になりさえすれば―。

今朝(6月5日)の日経朝刊の〈読書〉欄にこんな書評が紹介されていた。

アイヌ、風の肖像
小さな子供が床に置いてあった水を足にひっかけてこぼしてしまった。
本書の主人公、アイヌ民族の女性のアシリレラはやさしくこう言ったという。
あぁ、そこに水を飲みたいカムイ(神)がいたんだねぇ。

とても心が温かくなった。
宮沢賢治ではないが、こんな人になりたい。

少し時間を遡って。

 

会社の自席で。
台風2号が温帯低気圧に変わり、昼ごろには初夏の日差しが戻ってきた。
ふと後をふりむくと、窓越しに葵が濃いピンクの花をつけている。
ああ、いつの間にかまたこの季節がめぐってきたんだ。

前職の頃、毎年7月頃になると、1週間ほど岩手県に出張した。
花泉、千厩、大船渡・・・。
タクシーの窓から外を眺めると、畦に葵が花を咲かせ、畑にはタバコが大きな葉を風に揺らせていた。
葵を見るといつもあの光景が懐かしく浮かんでくる。
あのマドレーヌのように。

大震災で私の気持ちも大きく沈んだ。
それでも季節はきちんとめぐってきた。

易経の乾卦の象伝にこうある。
天行健。君子以自彊不息。
天行は健なり。君子以って自彊して息まず。

いつまでも沈んではいられない。

菅首相の不信任決議が否決された。
6月1日の朝7時半に易をとっていたが、政治のことでもあり、公表を憚っていたが、結果がでたので公表する。
今回は誤占かと思っていたが、結果は的占。


6月1日の日経一面に『不信任案、あす採決の公算』とあった。
明日、内閣不信任案が成立するらしいが、本当にそうなるのだろうか?
こういう問題は、実は占的をしぼるのが難しい。
しばらく考えて、

不信任案が成立するか?
坎六四

水水。よく考えれば今回の大津波の象。
習坎有孚維心亨行有尚。
本卦を菅首相とみれば、菅首相が孚をつくしている象。

習坎重険也水流而不盈行険而不失其信維心亨行有尚往有功也天険不可升也地険山川丘陵也。
菅首相がもしも人格者とするならば、彖傳はよく符合している。

王公設険以守其国険之時用大矣哉。
大象傳までくると、菅首相はもしかして地位を守りきるかもしれないとも思えてくる。

六四 樽酒・弐用缶納約自・終无咎。
樽酒・剛柔際也。
六四の爻辞は分かりにくい。
九五を菅首相とすれば、この六四は誰?
ひそかに手引がいる。

卦と爻をみると、どうも日経新聞のようにはいかない。
不信任案は成立せず、菅内閣は当面存続―とみる。
6/1 7:30の占

新井 典生

《プロフィール》
高校1年生のときに自宅で塾を開きました。中学生を対象に大学4年生まで7年間、塾を続けました。
40年間の会社生活では、企業法務・人事・メンタルヘルスを経験しました。
この間、心理カウンセリングと易学を学びました。
そして、40年の会社生活の最後の最後に、人材育成インストラクターに戻りました。
1.人材育成インストラクター
2.心理カウンセラー(再決断療法)
3.占断応需(周易、奇門遁甲)

《資 格》
BCBファシリテーター
産業カウンセラー、THP心理相談員、衛生管理者
思考場療法(TFT)上級セラピスト、再決断療法カウンセラー
大阪商工会議所メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種
易学、奇門遁甲

《所属団体》
日本産業カウンセラー協会
日本自律訓練学会
日本プロフェッショナル講師フォーラム。

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